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m (Nihon Uiversity College of Art Lecture Interview: I dont know how to make this good looking. lol)
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Aoyama gave a signed and colored illustration of the rare combination of Conan, Haibara Ai, and (the seldom drawn) Phantom Thief Kid, as a present to the extremely happy Shibasaki. She seems to not have just been giving him a complement, but to truly love Conan. She said ecstatically "I'm going to definitely frame it and hang it in my room!" What's more, from the start and still now she excitedly said "I want to try doing a voice in the animation. Any small role is okay, and you don't have to pay me."
 
Aoyama gave a signed and colored illustration of the rare combination of Conan, Haibara Ai, and (the seldom drawn) Phantom Thief Kid, as a present to the extremely happy Shibasaki. She seems to not have just been giving him a complement, but to truly love Conan. She said ecstatically "I'm going to definitely frame it and hang it in my room!" What's more, from the start and still now she excitedly said "I want to try doing a voice in the animation. Any small role is okay, and you don't have to pay me."
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===Otona Fami Interview #4===
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'''Date:''' June 2013
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'''Source:''' http://conan-4869.net/post-20020
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─ 今同は先生ご自身に各キャラクターの輝いたシーンやエピソードを選んでいただきたいと思います。
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青山:頑張ります。こういう企画とか、いつも取材が終わったあといろいろ思い出して「あのシーンも良かったな」って後悔するタイプなんですけど(笑)。
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─(笑)ではコナンからお願いします。
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青山:『謎めいた乗客』のワンシーンです。コナンが「逃げるなよ灰原・・・自分の運命から逃げるんじゃねーぞ・・・」っていう台詞。構図と相まって自分の中でも「これは決まったな」と思いました。
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あと最近だと『ホームズの黙示録」の蘭への告白シーン。これは新一のベストになるのかな?イギリス取材に行った際、告白は絶対ビッグベンの前でと決めました。やっぱり絵になるでしょ?時計の時刻も僕が実際に写真を撮った時刻と同じ。
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あとは『空飛ぶ密室工藤新一最初の事件』の中の一ページは迫力が出ましたね。過去編に切り替わる演出が上手くいきました。実は、蘭の乗っている飛行機が。”バード航空”から、ルナ航空〃に切り替わってるコマがあるんでよ。注意深く見ていれば変わったことに気付けるようになってるんです。
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ほかにも、『殺人犯、工藤新一・新一の正体に蘭の涙』で、蘭にだけ聞こえるように「下がってろよ」というシーンとか、ただの指紋の説明なのに、「人間が生まれながらにして天より授かった・・・終生不変のエンブレム・・・」っていう台詞とかね。いや、指紋だろって(笑)
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─ 次は蘭が輝いたシーン、行ってみましょう!
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青山:『スキーロッジ殺人事件』かな。読者人気も高いですね。蘭は優しすぎるので、これ以降、かわいそうになっちゃって探偵役はやらせていません(笑)。
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あとは『バレンタインの真実』の「強かったらよかったのにね・・・」というところも、女の子らしい一面が出せたかな。『猿と熊手のトリ物帖も、おみくじを信じて空手を封印する女の子らしさと、その後に胴回し回転蹴りを放つ強い蘭のどちらも描けて良かった。
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─ コナンのライバルのひとり、怪盗キッドはどうでしょう?
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青山:『集められた名探偵 工藤新一VS怪盗キッド』。まさか小五郎に変装しているとは思わなかったでしょ?おっちゃんがヘリから飛び出すところまで、読者をうまく騙せたかなと思います。
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あと「怪盗キッドの驚異空中歩行』もカッコよく描けた。「海のブルーと空のブルー」という表現が出てくるんですが、それがまさにコナンと怪盗キッドの違いを表しているんです。快斗は明るい空のブルー。コナンはちょっと暗い、深みのある海のブルー。言いかたを変えるとスケベとむっつリスケベ(笑)。似てるんだけど、少し違う。
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─ 『まじっく快斗』の怪盗キッドとコナンに登場する怪盗キッドは少し性格が違ってみえます。
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青山:コナンに登場するキッドにはほとんどモノローグを入れてないんですよ。内面描写がない分、クールに見えるだけで、実は頭の中で「あ、やべー」とか思ってるはず(笑)。「怪盗キッドの瞬間移動魔術『テレポーテーションマジック」』で出てくる。”サーストンの3原則”は、アメリカの名マジシャンの名前を冠した実在する法則で、ネタ的にも本当は『まじっく快斗』でやりたかった話ですね。
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ちなみにアニメでキッドの父の盗一の声は池田秀一さんが担当されているんですが、これは以前「まじっく快斗』のアニメ化の話があった時、僕が『機動戦士ガンダム』のシャアがすこく好きで、盗一役はぜひシャアの声優で有名な池田秀一さんでと思っていたのがきっかけです。
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そのあとコナンで池田さんが赤井秀一役になった後、アニメ『工藤新一少年の冒険』で盗一役もお願いしたんです。最初は池田さんも「なんで俺?」と仰ってましたが、説明すると納得して引き受けてくださいました。夢が叶いましたね(笑)
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─ ところで、赤井と言えば78巻で注目の展開に・・・。
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青山:詳しくは秘密です(笑)。赤井が撃たれる『赤と黒のクラッシュ』『嫌疑/潔白/決死/殉職』は、ホームズがモリアーティ教授と戦ってライヘンバッハの滝から落ちる「最後の事件』をモチーフにしてます。赤井が落ちるのも”来葉峠(ライハ峠)”ってね。
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─ それでは西の名探偵・平次はいかがでしょうか?
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青山:『ホームズ・フリーク殺人事件』です。奥の平次と手前のコナンとで、コナンで初めて一ページぶち抜いたカットです。この時の下書きをアシスタントが保管していて、後で高く売れるかもって話したことあるんですよ(笑)。平次と和葉の絡みでは『そして人魚はいなくなった』もいいね。和葉の決意が凄い。
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─ 以前、弊誌のインタビューで、描いていて楽しいキャラは灰原と仰っていましたね。
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青山:はい。『競技場無差別脅迫事件』の「時の流れに人は逆らえないもの・・・」とか『1年B組大作戦!』の「方言は言葉に付けたアクセサリー」とか、灰原はとにかく台詞が好きで、僕の思ってることとかを代弁させやすい。
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でも一番は『黒の組織との再会』で、「眼鏡をとったあなたはスーパーマンってわけ?」っていうシーンな。僕はスーパーマンが大好きで、この台詞を言えて良かったなあって。あと「まるで井戸からはい上がったコーデリアね・・・」とかもね。このシーンは灰原の名前の元となった女探偵コーデリア・グレイの『女には向かない職業』という小説で、彼女が煙突を上るエピソードがあって、そのオマージュになってます。
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─ 先生が一番描きやすいキャラは?
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青山:描きやすいのは小五郎かな。これまでの僕の漫画でいなかったタイプですが、僕自身小五郎に似ている部分があるから。おっちゃんですしね。それに実際にコナンみたいな奴ばっかりだと、なんかムカつくだろうし(笑)。他のキャラだったら不謹慎に感じることも、小五郎が言うと、「小五郎だし、まあいいか」ってなって憎めないでしょ。かっこつけだけど、優しいところもあるし、たまに冴えてる時もあるし。『小五郎の同窓会殺人事件』とか、まさに小五郎の見せ場。まあ、毎回眠らされて「コイツ、大丈夫か?」って心配になりますけどね(笑)。
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─ 本当によく寝る大人ですよね(笑)。そのほかのキャラクターのベストシーンについて教えてください。
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少年探偵団で言えば、光彦と灰原がちょっぴりいい感じですよね。『きのこと熊と探偵団』の「最高のレスキュー隊員よ!」ていうシーンが好きです。
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あと気になるのは、高木&美和子の刑事コンビ。最近でも「命を賭けた恋愛中継『中継開始/絶体絶命/現場突入』で見せつけてくれましたけど、あれは『CSI:科学捜査班』を見ていて思い付いたんです。『CSI』では映像の受信がPCでしたが、やっぱり現代だとタブレット端末のほうが面白いだろうなと。
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─ インスパイアされるのはやっぱり刑事ドラマなどが多いのでしょうか?
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青山:ドラマや映画、小説などなんでも。人から聞いた話も多いです。例えば『泡と湯気と煙』で使った塩でビールを泡立たせるネタは、打ち合わせの際に編集から聞いて実験しながら考えました。
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僕が一番気に入っているエピソードの『揺れる警視庁1000万人の人質』(36-37巻収録)は、爆弾モノをやろうと決めてから、リチャード・ハリスの『ジャガーノート』(74年)をはじめ、いろいろな爆弾モノ映画を10本以上観ました。その中で見つけた水銀スイッチの仕掛けに触発されて、振動させたり傾けたら即爆発する水銀レバーのエピソードに繋げたんです。あの事件は話としても上手くまとまっていて、読者人気も一番ですね。
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─ 最後に先生が一番好きなキャラクターを教えてください!
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青山:コナン・ドイルは記者の質問に「(登場人物は)全て自分の性格の一部です」と答えたらしいですが、僕もここはドイルに習います。みんな大好きで選べないですから。全て僕の一部なんです。
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─ 青山先生は、今回の劇場版ではどのように関わられたのでしょうか?
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青山:例年通りトリックや事件など全体的にアイデアを出しましたね。今回は、僕が大好きな『相棒』の櫻井さんが脚本を担当して下さって、念願だったコナンとのコラボが叶いました。脚本など何度もやり取りしたんですけど、櫻井さんはとても仕事が速い人。やっとチェックが終わって脚本を返したら、ひと息つく間もなくすぐに修稿が上がってきて「え?嘘でしょ?」みたいな(笑)。
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─ イージス艦も櫻井さんの発案だったのでしょうか?
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青山:そうです。最初は驚きましたけど、「やるからにはリアルにしたいね」と話し合って、実際に取材にも同行しました。ですから、劇中で描写されている艦内の様子はかなり実物に近いですよ。取材時に、艦全体がものすこく整頓されて綺麗なことに驚いたら、艦長日く「清潔であることが規律に繋がる」と。「さすがー!」と思っていたのですが、後で別のクルーに聞いたら「先生が来ると言うので、念入りに掃除したんです。大変でしたよ」だって(笑)。残念だったのは、取材の日に海軍力レーが食べられなかったこと。曜日感覚を保つため、カレーは金曜日と決まっているみたいです。
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─ 先生から見た今回の映画の見どころは?
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青山:やっぱり今回はイージス艦の描写ですね。訓練風景とか、レーダーやモニ一夕ーとかお父さんと子供で見に行ったらどっちもワクワクするんじゃないかな(笑)。あとは終盤にかけての怒涛の展開と、蘭のピンチ。今回のキーアイテムとして”電波時計”が出てくるんですけど、スクリーンに登場したらちょっと注目してみて下さい。そうそう、僕が食べられなかった海軍力レーも登場しますので、お楽しみに(笑)。</div>
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Thanks a lot for the exciting insights, Gosho Aoyama!
 
Thanks a lot for the exciting insights, Gosho Aoyama!
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===Otona Fami Interview #4===
 
'''Date:''' June 2013
 
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'''Source:''' http://conan-4869.net/post-20020
 
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'''Raw:'''
 
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─ 今同は先生ご自身に各キャラクターの輝いたシーンやエピソードを選んでいただきたいと思います。
 
 
青山:頑張ります。こういう企画とか、いつも取材が終わったあといろいろ思い出して「あのシーンも良かったな」って後悔するタイプなんですけど(笑)。
 
 
─(笑)ではコナンからお願いします。
 
 
青山:『謎めいた乗客』のワンシーンです。コナンが「逃げるなよ灰原・・・自分の運命から逃げるんじゃねーぞ・・・」っていう台詞。構図と相まって自分の中でも「これは決まったな」と思いました。
 
 
あと最近だと『ホームズの黙示録」の蘭への告白シーン。これは新一のベストになるのかな?イギリス取材に行った際、告白は絶対ビッグベンの前でと決めました。やっぱり絵になるでしょ?時計の時刻も僕が実際に写真を撮った時刻と同じ。
 
 
あとは『空飛ぶ密室工藤新一最初の事件』の中の一ページは迫力が出ましたね。過去編に切り替わる演出が上手くいきました。実は、蘭の乗っている飛行機が。”バード航空”から、ルナ航空〃に切り替わってるコマがあるんでよ。注意深く見ていれば変わったことに気付けるようになってるんです。
 
 
ほかにも、『殺人犯、工藤新一・新一の正体に蘭の涙』で、蘭にだけ聞こえるように「下がってろよ」というシーンとか、ただの指紋の説明なのに、「人間が生まれながらにして天より授かった・・・終生不変のエンブレム・・・」っていう台詞とかね。いや、指紋だろって(笑)
 
 
─ 次は蘭が輝いたシーン、行ってみましょう!
 
 
青山:『スキーロッジ殺人事件』かな。読者人気も高いですね。蘭は優しすぎるので、これ以降、かわいそうになっちゃって探偵役はやらせていません(笑)。
 
 
あとは『バレンタインの真実』の「強かったらよかったのにね・・・」というところも、女の子らしい一面が出せたかな。『猿と熊手のトリ物帖も、おみくじを信じて空手を封印する女の子らしさと、その後に胴回し回転蹴りを放つ強い蘭のどちらも描けて良かった。
 
 
─ コナンのライバルのひとり、怪盗キッドはどうでしょう?
 
 
青山:『集められた名探偵 工藤新一VS怪盗キッド』。まさか小五郎に変装しているとは思わなかったでしょ?おっちゃんがヘリから飛び出すところまで、読者をうまく騙せたかなと思います。
 
 
あと「怪盗キッドの驚異空中歩行』もカッコよく描けた。「海のブルーと空のブルー」という表現が出てくるんですが、それがまさにコナンと怪盗キッドの違いを表しているんです。快斗は明るい空のブルー。コナンはちょっと暗い、深みのある海のブルー。言いかたを変えるとスケベとむっつリスケベ(笑)。似てるんだけど、少し違う。
 
 
─ 『まじっく快斗』の怪盗キッドとコナンに登場する怪盗キッドは少し性格が違ってみえます。
 
 
青山:コナンに登場するキッドにはほとんどモノローグを入れてないんですよ。内面描写がない分、クールに見えるだけで、実は頭の中で「あ、やべー」とか思ってるはず(笑)。「怪盗キッドの瞬間移動魔術『テレポーテーションマジック」』で出てくる。”サーストンの3原則”は、アメリカの名マジシャンの名前を冠した実在する法則で、ネタ的にも本当は『まじっく快斗』でやりたかった話ですね。
 
 
ちなみにアニメでキッドの父の盗一の声は池田秀一さんが担当されているんですが、これは以前「まじっく快斗』のアニメ化の話があった時、僕が『機動戦士ガンダム』のシャアがすこく好きで、盗一役はぜひシャアの声優で有名な池田秀一さんでと思っていたのがきっかけです。
 
 
そのあとコナンで池田さんが赤井秀一役になった後、アニメ『工藤新一少年の冒険』で盗一役もお願いしたんです。最初は池田さんも「なんで俺?」と仰ってましたが、説明すると納得して引き受けてくださいました。夢が叶いましたね(笑)
 
 
─ ところで、赤井と言えば78巻で注目の展開に・・・。
 
 
青山:詳しくは秘密です(笑)。赤井が撃たれる『赤と黒のクラッシュ』『嫌疑/潔白/決死/殉職』は、ホームズがモリアーティ教授と戦ってライヘンバッハの滝から落ちる「最後の事件』をモチーフにしてます。赤井が落ちるのも”来葉峠(ライハ峠)”ってね。
 
 
─ それでは西の名探偵・平次はいかがでしょうか?
 
 
青山:『ホームズ・フリーク殺人事件』です。奥の平次と手前のコナンとで、コナンで初めて一ページぶち抜いたカットです。この時の下書きをアシスタントが保管していて、後で高く売れるかもって話したことあるんですよ(笑)。平次と和葉の絡みでは『そして人魚はいなくなった』もいいね。和葉の決意が凄い。
 
 
─ 以前、弊誌のインタビューで、描いていて楽しいキャラは灰原と仰っていましたね。
 
 
青山:はい。『競技場無差別脅迫事件』の「時の流れに人は逆らえないもの・・・」とか『1年B組大作戦!』の「方言は言葉に付けたアクセサリー」とか、灰原はとにかく台詞が好きで、僕の思ってることとかを代弁させやすい。
 
 
でも一番は『黒の組織との再会』で、「眼鏡をとったあなたはスーパーマンってわけ?」っていうシーンな。僕はスーパーマンが大好きで、この台詞を言えて良かったなあって。あと「まるで井戸からはい上がったコーデリアね・・・」とかもね。このシーンは灰原の名前の元となった女探偵コーデリア・グレイの『女には向かない職業』という小説で、彼女が煙突を上るエピソードがあって、そのオマージュになってます。
 
 
─ 先生が一番描きやすいキャラは?
 
 
青山:描きやすいのは小五郎かな。これまでの僕の漫画でいなかったタイプですが、僕自身小五郎に似ている部分があるから。おっちゃんですしね。それに実際にコナンみたいな奴ばっかりだと、なんかムカつくだろうし(笑)。他のキャラだったら不謹慎に感じることも、小五郎が言うと、「小五郎だし、まあいいか」ってなって憎めないでしょ。かっこつけだけど、優しいところもあるし、たまに冴えてる時もあるし。『小五郎の同窓会殺人事件』とか、まさに小五郎の見せ場。まあ、毎回眠らされて「コイツ、大丈夫か?」って心配になりますけどね(笑)。
 
 
─ 本当によく寝る大人ですよね(笑)。そのほかのキャラクターのベストシーンについて教えてください。
 
 
少年探偵団で言えば、光彦と灰原がちょっぴりいい感じですよね。『きのこと熊と探偵団』の「最高のレスキュー隊員よ!」ていうシーンが好きです。
 
 
あと気になるのは、高木&美和子の刑事コンビ。最近でも「命を賭けた恋愛中継『中継開始/絶体絶命/現場突入』で見せつけてくれましたけど、あれは『CSI:科学捜査班』を見ていて思い付いたんです。『CSI』では映像の受信がPCでしたが、やっぱり現代だとタブレット端末のほうが面白いだろうなと。
 
 
─ インスパイアされるのはやっぱり刑事ドラマなどが多いのでしょうか?
 
 
青山:ドラマや映画、小説などなんでも。人から聞いた話も多いです。例えば『泡と湯気と煙』で使った塩でビールを泡立たせるネタは、打ち合わせの際に編集から聞いて実験しながら考えました。
 
 
僕が一番気に入っているエピソードの『揺れる警視庁1000万人の人質』(36-37巻収録)は、爆弾モノをやろうと決めてから、リチャード・ハリスの『ジャガーノート』(74年)をはじめ、いろいろな爆弾モノ映画を10本以上観ました。その中で見つけた水銀スイッチの仕掛けに触発されて、振動させたり傾けたら即爆発する水銀レバーのエピソードに繋げたんです。あの事件は話としても上手くまとまっていて、読者人気も一番ですね。
 
 
─ 最後に先生が一番好きなキャラクターを教えてください!
 
 
青山:コナン・ドイルは記者の質問に「(登場人物は)全て自分の性格の一部です」と答えたらしいですが、僕もここはドイルに習います。みんな大好きで選べないですから。全て僕の一部なんです。
 
 
─ 青山先生は、今回の劇場版ではどのように関わられたのでしょうか?
 
 
青山:例年通りトリックや事件など全体的にアイデアを出しましたね。今回は、僕が大好きな『相棒』の櫻井さんが脚本を担当して下さって、念願だったコナンとのコラボが叶いました。脚本など何度もやり取りしたんですけど、櫻井さんはとても仕事が速い人。やっとチェックが終わって脚本を返したら、ひと息つく間もなくすぐに修稿が上がってきて「え?嘘でしょ?」みたいな(笑)。
 
 
─ イージス艦も櫻井さんの発案だったのでしょうか?
 
 
青山:そうです。最初は驚きましたけど、「やるからにはリアルにしたいね」と話し合って、実際に取材にも同行しました。ですから、劇中で描写されている艦内の様子はかなり実物に近いですよ。取材時に、艦全体がものすこく整頓されて綺麗なことに驚いたら、艦長日く「清潔であることが規律に繋がる」と。「さすがー!」と思っていたのですが、後で別のクルーに聞いたら「先生が来ると言うので、念入りに掃除したんです。大変でしたよ」だって(笑)。残念だったのは、取材の日に海軍力レーが食べられなかったこと。曜日感覚を保つため、カレーは金曜日と決まっているみたいです。
 
 
─ 先生から見た今回の映画の見どころは?
 
 
青山:やっぱり今回はイージス艦の描写ですね。訓練風景とか、レーダーやモニ一夕ーとかお父さんと子供で見に行ったらどっちもワクワクするんじゃないかな(笑)。あとは終盤にかけての怒涛の展開と、蘭のピンチ。今回のキーアイテムとして”電波時計”が出てくるんですけど、スクリーンに登場したらちょっと注目してみて下さい。そうそう、僕が食べられなかった海軍力レーも登場しますので、お楽しみに(笑)。</div>
 
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=2014=
 
=2014=
 
===AnimeAnime Interview===
 
===AnimeAnime Interview===

Revision as of 11:05, 2 March 2019


Contents

Mid 90s

Newtype Interview

Date: ??
Published in:Unknown issue of the magazine "Newtype"


1997

Mystery Museum Interview

Date: June 10, 1997


2003

Complete Color Works Interview Aoyama x Takayama

Date: May 1, 2003

Conan Drill Official Book Interview

Date: May 1, 2003
Published in: Conan Drill Official Book


2004

Love Conan Interview

Date: March 31, 2014

Conan Vs Kaitou Kid Perfect Edition

Date: April 2, 2004
Published in: Detective Conan vs. Kaitou Kid Perfect Edition pg 169


2005

Unknown Fan Gathering

Note: In a later interview (Gosho Aoyama Interview about the Boss 2017), Gosho denied ever saying this and his editor too said that such an interview never happened. This turned out to be a hoax.


2006

Anime 10 Year Anniversary Interview #1

Date: January 6, 2006
Published in: NTV's website

Asahi Newspaper Interview

Date: January 13, 2006
Published in: Asahi Evening Newspaper
Key Plot Point: Boss's name has already appeared.

Erlangen, Germany Interview

Date: June 17, 2006
Held at: Press conference in Erlangen, Germany

Anime 10 Year Anniversary Interview #2

Date: ?? ,2006
Published in: Yomiuri Television (YTV) website

10 Year Cinema Guide interview

Date: ??, 2006
Published in: ??

Mini Documentary: Secret of Creation

Date: December, 2006


2007

Magic Kaito Volume 4 Interview

Date: March 15, 2007
Published in: Magic Kaito Volume 4

Urusei Yatsura Interview

Date: September 18, 2007
Published in: Urusei Yatsura Volume 21

Akigoro Interview

Date: ??, 2007
Published in: ??


2008

Conan and Kindaichi Files Interview #1

Date: April 10, 2008
Published in: Detective Conan & Kindaichi Case files #1

Otona Fami Interview #1

Date: April 21, 2008
Published in: Otona Fami(Adult Family), June issue


2009

Shonen Sunday Interview #1

Date: March 27, 2009
Published in: Weekly Shonen Sunday #17
no script available

Shonen Sunday 50th Anniversary Interview

Date: July 15, 2009
Published in: Shonen Sunday 1983 (A special issue commemorating Sunday's 50 years of publishing.)

Conan and Lupin Interview #1

Date: ??, 2009
Published in: ??


2010

Gundam Ace Interview

Date: January 26, 2010
Published in: Gundam Ace March issue

Otona Fami Interview #2

Date: April 20, 2010
Published in: Otona Fami (Adult Family), June issue

Masters Of Manga Interview

Date: July 6, 2010
Published in: Masters of Manga


2011

Otona Fami Interview #3

Date: April 20, 2011
Published in: Otona Fami (Adult Family), June issue

Mystery Magazine Interview

Date: April 25, 2011
Published in: Mystery Magazine, June issue

Nihon Uiversity College of Art Lecture Interview

Date: 26 June, 2011

Club Sunday Interview

Date: October 28, 2011

Magic Kaitou Treasured Editions: Playback Episode Interviews

Published in: Magic Kaitou Treasured Editions released throughout 2011


2012

Monthly BLT Interview

Date April 24, 2012
Published in: Monthly BLT, June issue

Sankei News Interview

Date: June 23, 2012

Gosho's True Intentions Interview

Date: November, 2012


2013

Movie 17 Interview with Aoyama Gosho and Shibasaki Kou

Date: April, 2013

Otona Fami Interview #4

Date: June 2013

Shonen Sunday Special Booklet

Date: July 17, 2013

Shonen Sunday Lupin Vs Conan Secret Report

Date: November 20, 2013

Lupin the Third VS Detective Conan: Money Punch and Aoyama Gosho Interivew

Date: December 04, 2013

Monkey Punch and Gosho Aoyama Special Talk

Date: ???, 2013
Published in: Official website of "Lupin the Third VS Detective Conan The Movie"


2014

AnimeAnime Interview

Date: (before) April 18, 2014

Monthly Conan Newspaper 2014

Date: March, 2014 (Part 1) and April, 2014 (Part 2)
Published in: Monthly Conan Newspaper, March and April edition

Da Vinci Interviews

Date: May, 2014
Published in: da Vinci magazine, May issue

Detective Conan Character Visual Book Interviews

Date: September, 2014

Otona Fami Interview #5

Date: November 20, 2013
Published in: Otona Fami (Adult Family), January issue of 2014


2016

Gosho Aoyama X Yomuri Giants' Hayato Sakamoto

Date: March 16, 2016
Published in: Shonen Sunday #16

CimemaToday Movie 20 interview

Date: April 14, 2016

Animedia Interview

Date: May 10, 2016
Published in: Animedia, June issue

Asahi Newspaper Interview

Date: July 16, 2016

Gosho Singapore visit Interview

Date: November 12-13, 2016
Held at: Singapore Writers Festival, Singapore

Akai and Amuro Secret Files Voice Actors Interview

Date: November 29, 2016

20th Anniversary DVD collection guidebook interviews

Movie 20 "Truth in Black" Booklet

Complete Color Works Interview

20 Year Cinema Guide interviews

Akai and Amuro Secret Files Voice Actors Interview

Date: November 29, 2016


2017

Movie 21 Guidebook Interviews

Date: April 12, 2017
Published in: Movie 21 Guidebook

"Truth in Episode ONE" Booklet

Date: April 12, 2017

News Zero Interview

Date: Mid April, 2017

"Truth in Crimson" Booklet

Date: April 26, 2017
Published in: Truth in Crimson booklet

Heiji and Kazuha Secret Archives Interviews

Date: May 9, 2017
Published in:

Gosho NHK Interview

Date: June, 2017
Published in:

Magic Kaito Vol 5 Playback Episode

Date: July 18, 2017
Published in:

Gosho Aoyama 30 Years Anniversary Book

Date: October 16, 2017

Gosho Aoyama Interview about the Boss

Date: November 30, 2017
Published in: Shonen Sunday Webry


2018

Shinichi and Ran Secret Archives VA interviews

Date: January 16, 2018

Movie 22 Guidebook Interview

Date: March 31, 2018

Takarakuzu College Interview

Date: April 15, 2018
Held at: Takarakuza College

"Truth in Zero" Booklet

Date: April 24, 2018

Amuro Toru/Bourbon/Furuya Rei Secret Archives PLUS

Date: May 7, 2018

Special Conan Movie Staff interview

Date: May 23, 2018
Published in: Shonen Sunday Super

Da Vinci Magazine 2018 interview

Date: December 6, 2018
Published in: Da Vinci Magazine, January 2019 issue


2019

Nagasaki Newspaper New Years short interview

Date: January 1, 2019

Haibara Ai Secret Archives VA Interview

Date: January 18, 2019

See Also

References